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第7候「巣籠もりの虫戸を開く」

本日からの七十二候は、第7候「巣籠もりの虫戸を開く」。
冬籠もりしていた虫が出てくる時期です。

「虫」とは古来、昆虫だけではなく、小さな生き物すべてをさしました。
蛇や蛙、トカゲなども含まれ 、それらの生き物が「戸を開く」。
つまり冬眠していた穴を開け、顔を出す頃です。

また二十四節気は、3番目の「啓蟄(けいちつ)」にあたります。
「啓(けい)」は開く、「蟄(ちつ)」は虫などが土中で
冬ごもりしている様を意味し、こちらも大地が暖かくなって、
生き物が穴から這い出してくる時候のことをさします。

私たちでも体感的にもあたたかな春を感じる日が増えてきましたね。