第26候「腐草蛍となる」
本日からの七十二候は、第26候「腐草蛍となる」。
腐った草の下から蛍が光を放ちはじめる時期です。
蛍の異名は「朽草/腐草(くちくさ)」と呼び、
古くは夏に腐った草が、暑さに蒸れて蛍になると信じられていたそうです。
蛍は土の中で蛹になり、暑くなると水辺の湿った草の下から出てきます。
その姿をみて昔の人は、朽草自体が蛍になったと想ったようです。
江戸時代の前半頃までそう信じられていたようで、
今では想像し難いですが、あの幻想的な蛍の光に囲まれると
そう信じてしまうのも分からなくもない気もします。
昔も今も蛍の光にはなぜか心癒されます。
そんな人の感性を持ち続けたいですね。
また本日は「入梅(にゅうばい)」です。
夏至から10日前頃の、梅雨入りの時期を前もって示す雑節になりますが、
関東はすでに梅雨入りしていますね。
梅の実が熟す頃に雨が降ることから「梅雨」と名付けられたようです。