第9候「葉虫蝶と化す」
本日からの七十二候は、第9候「葉虫蝶と化す」です。
青虫が羽化して紋白蝶になる時期です。
暖かい日が続くようになり、菜の花が満開に近づく頃、
蛹(さなぎ)の姿で越冬した青虫が羽化し、蝶となります。
ひらひらと舞う紋白蝶の浮遊感は見ていると心が和みます。
この蝶が起こす風をいうわけではないのですが、
春の風には「二十四番花信風(にじゅうしばんかしんふう)」と呼ばれる
花の名が配されています。この「信」とは知らせという意味で、
それぞれの時節に咲く花を教えてくれています。
春に最初に吹く風は、小寒の1/5頃の「梅」。
梅の別称を風待草(かぜまちぐさ)/風見草(かざみぐさ)というのは、
春風を待ってから咲くからだそうです。
小寒から穀雨までの8節気にわたり花が咲き続けます。
第9候の今頃は「薔薇(ばら)」になります。
本日は雑節の「社日(しゃにち)」にあたります。
春社(しゅんしゃ/はるしゃ)ともいい、
春分に一番近い戌(つちのえ/いぬ)の日が社日となります。
秋分にも秋社(しゅうしゃ/あきしゃ)があります。
この日は、生まれた土地の守護神「産土神/うぶすながみ」に参拝し、
春には五穀豊穣を祈願し、秋には収穫を感謝する日です。
また3月16日は雑節の「社日(しゃにち)」にあたります。
春社(しゅんしゃ/はるしゃ)ともいい、
春分に一番近い戌(つちのえ/いぬ)の日が社日となります。
秋分にも秋社(しゅうしゃ/あきしゃ)があります。
この日は、生まれた土地の守護神「産土神/うぶすながみ」に参拝し、
春には五穀豊穣を祈願し、秋には収穫を感謝する日です。
春を感じる日も増え、農業などを始める季節。
私たちも外に出て、風にのった香りを意識し、
その時候に咲いた花の香りを探すのも楽しいかもしれませんね。
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◆二十四番花信風
◯小寒
1/5頃:梅(うめ)
1/10頃:山茶(さんちゃ)=椿(つばき)
1/15頃:水仙(すいせん)
◯大寒
1/20頃:瑞香=沈丁花(じんちょうげ)
1/25頃:蘭(らん)
1/30頃:山礬(さんばん)=灰木(はいのき)/樒(しきみ)
◯立春
2/3頃:迎春=黄梅(おうばい)
2/8頃:桜桃=山桜桃(ゆすらうめ/さくらんぼ)
2/13頃:望春=辛夷(こぶし)
◯雨水
2/18頃:菜(菜の花)
2/23頃:杏(あんず)
2/28頃:李(すもも)
◯啓蟄
3/5頃:桃(もも)
3/10頃:棣堂=山吹(やまぶき)
3/15頃:薔薇(ばら)
◯春分
3/20頃:海棠(かいどう)
3/25頃:梨(なし)
3/30頃:木蓮(もくれん)
◯清明
4/4頃:桐(きり)
4/10頃:麦(むぎ)
4/15頃:柳(やなぎ)
◯穀雨
4/20頃:牡丹(ぼたん)
4/25頃:荼靡(どび)=頭巾薔薇(ときんいばら)
4/30頃:楝(おうち)=栴檀(せんだん)