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第48候「水始めて涸れる」

本日からの七十二候は、第48候「水始めて涸(か)れる」。
水田の水を干し始め、稲刈りに備える時期です。

稲は夏に白い花を咲かせ、
秋が深まる頃には実った穂が垂れ下がります。
実りの早い稲を早稲(わせ)、遅いものを晩稲(おくて)と呼びます。

この頃、稲刈りに備え水を流し出します。
これを「落し水」といいますが、
お米をつくるにはたくさんの時間と労力がかかります。
種籾(たねもみ)を選別し乾燥させ、
苗場(なえば)での育苗(いくびょう)、
田起こしし、代掻き(しろかき)して田植え、
水を管理しつつ、草刈りや肥料を散布し育てて、ようやく稲刈りを迎えます。

刈取り後も、天日干しし脱穀、そしてついに白いお米になります。
「米」という漢字が「八」「十」「八」が組み合わさっているように
「米作りは八十八手」とも言われます。

いよいよ収穫の秋。各地で稲刈りが始まりますが、
ご飯を食べる際には、感謝の気持ちも思い出したいですね。