第10候「雀始めて巣くう」
本日からの七十二候は、第10候「雀始めて巣くう」。
雀が巣を構え始める時期です。
ペアで飛ぶ雀を見かける頃。
枯れ技、植物の茎や根で巣を作り
羽毛や毛で敷き詰めていきます。
また本日は春分の日。
言わずもがな、昼と夜の長さが等しくなり、
太陽がちょうど真東から昇り真西に沈む日です。
秋分の日と同じく、
この日の前後3日間を含めた7日間を「彼岸(ひがん)」といいます。
春分の日は「春彼岸の中日(ちゅうにち)」にあたり、
はじめの日は「春彼岸の入り」(2021年は3月17日)、
最後の日は「春彼岸の明け」(2021年は3月23日)と呼びます。
仏教では、彼岸に阿弥陀仏(あみだぶつ)が住んでおり、
先祖の霊が眠っている極楽浄土(ごくらくじょうど)があるとされ、
極楽浄土が西にあると信じていた昔の人々は、
太陽が真西に沈むこの日を、
極楽浄土に一番心が通じる日と考えていました。
そのためこの期間中に、先祖供養にお墓へお参りし
牡丹餅(ぼたもち)を供えるのがならわしになったのです。
暑さ寒さも彼岸まで。
だんだん過ごしやすい季節になりますね。