「江戸」の美意識と暮らす粋な毎日。
江戸の暦と時間、江戸の単位や江戸の文化年表などのコンテンツと、ウィークリーに散りばめられた「江戸コラム」で一年を通じて江戸の美意識を身近に感じられる手帖です。
2024年版のミニコラムでは、「江戸八百八町」や「江戸の風景」など、江戸の街並みを知ることができたり、「江戸の健康」「江戸ことば」など日常にも役立つコラムが満載です。
ここ数年毎年掲載している「家紋ばなし」や「江戸の判じ絵」も楽しんで!
スケジュールページには旧暦や六曜、十干十二支、二十四節気・七十二候、月齢、季節の行事などのほか、一粒百倍日、天赦日も掲載しています。
新暦と旧暦が1冊の中で掲載された、15ヶ月の週刊/月間スケジュールは、1月始まりの手帖としても、4月始まりとしても活用できます。
四季を感じる「和のこよみ」と
粋な「江戸」のエッセンスを、毎日に。
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《籠目に束ね熨斗/かごめにたばねのし》
籠目は竹籠の網目。たくさんの目によって邪気が逃げると信じられており、魔除けの意味をもつ。江戸では正月準備を始める「正月事始め」の日に、竹籠を家の前に高く掲げて邪気を払った。これは祝儀の熨斗と組み合わせた縁起のよい柄。
《Kagome ni Tabane Noshi 》
Kagome refers to the mesh of a bamboo basket. Evil spirits were believed to slip through the many holes in the mesh, thus repelling evil spirits. In Edo, bamboo baskets were hung high in front of houses to ward off evil on the day of Shogatsu Gotohajime, when preparations for New Year's Day began. This is an auspicious design combined with the celebratory noshi.