「江戸」の美意識と暮らす粋な毎日。
江戸の暦と時間、江戸の単位や江戸の文化年表などのコンテンツと、ウィークリーに散りばめられた「江戸コラム」で一年を通じて江戸の美意識を身近に感じられる手帖です。
2024年版のミニコラムでは、「江戸八百八町」や「江戸の風景」など、江戸の街並みを知ることができたり、「江戸の健康」「江戸ことば」など日常にも役立つコラムが満載です。
ここ数年毎年掲載している「家紋ばなし」や「江戸の判じ絵」も楽しんで!
スケジュールページには旧暦や六曜、十干十二支、二十四節気・七十二候、月齢、季節の行事などのほか、一粒百倍日、天赦日も掲載しています。
新暦と旧暦が1冊の中で掲載された、15ヶ月の週刊/月間スケジュールは、1月始まりの手帖としても、4月始まりとしても活用できます。
四季を感じる「和のこよみ」と
粋な「江戸」のエッセンスを、毎日に。
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《海松/みる》
海松は万葉集にも詠まれ、また「海松色」として深緑色の名前にもなっている海藻。松葉に似た形からこの名がある。文様として用いられたのは平安時代からと、その歴史は古い。明るい色で染めることで、海松のもつ形の面白さが強調されている。
《Miru》
Miru is a seaweed mentioned in the Anthology of Myriad Leaves and is also used to describe a dark green colour. The name "海松" (meaning "sea pine") derives from its needle-like shape that resembles pine needles. This design has a long history and has been used since the Heian period (794-1185). Dyeing the seaweed motif a bright colour emphasises its interesting shape.